星座の説明 〜ぎょしゃ座〜
いびつな五角形が「ぎょしゃ座」の目印です。2月中旬の20時頃に、ほぼ真上に見えます。五角形を形作る星のうち、2番目に明るい星(星座絵で右足に当たる星)は正確に言えばおうし座の星です。昔は、1つの星が2つの異なる星座の両方に使われることがありました。それが、1930年に星座の境界が決められたとき、どちらかの星座に属するように決められたのです。
なお、通常は「ぎょしゃ」と言えば馬車などの馬を操る人のことですが、星座のぎょしゃは古代の4輪戦車を駆る戦士のことです。また、星座絵では(なぜか)子山羊を抱いた姿が描かれています。
ぎょしゃ座(馭者座) | |
学名 | Auriga |
所有格 | Auriga |
略符 | Aur |
面積 | 657平方度 |
設定者 | プトレマイオス |
20時に正中する時期 | 2月中旬 |
この星座にある主な天体
恒星
カペラ | ぎょしゃ座のα星です。等級は0.08等。名前の由来は「小さな山羊」 |
星雲・星団など
M36 | 散開星団 |
M37 | 散開星団 |
M38 | 散開星団 |