武漢


武漢の港、漢口に到着です。この辺りの川幅は既にかなりのものです。

水曜日の夜に重慶を出港、土曜日の夜8時に武漢に到着の予定でしたが、この写真の通り、すっかり日は高くなっています。結局到着したのは日曜日の朝9時でした。12時間以上も遅れてしまいましたが、1泊ういて、助かりました。

実は到着の前日、武漢に架かる長江大橋の上でバスの爆破テロがあったようで、15人以上が死亡したようです。当局の発表によると、恋人を誘拐された青年 が、乗客を巻き添えにして自殺を図った、との事ですが、別の筋によると、長江大橋爆破を図った、新彊ウィグル地域の独立を目指す、イスラム教徒系による爆 弾テロとの事です。

真相はよく解りませんが、まあ、巻き込まれなくて何よりでした。何せ、以前ロンドンでも半日違えばIRAの爆弾テロに巻き込まれるところでしたので。











 

武漢の街です。最近の中国の他の街のように高層建築もたくさん建っていますが、かつて列強の租界があったため、左のような建築がたくさん残っています。きれいに使われているものも多く、歴史的背景はともかく、街歩きはなかなか楽しいものでした。
右は、香港の看板を彷彿させるような電気街です。一般家電からパソコン、VCD機といったハードからカセット、CD、VCD、DVDのソフトも売られていました。




ちょっと見づらいですが、信号です。赤の時も青の時も、残り時間が表示されます。一般に北よりも、南の人の方が、忙しく働くと言われていますが、信号にもそれが表れているのでしょうか。

車のクラクションも北京よりも騒々しい様に感じました。




武漢からは飛行機で1時間40分で北京に到着しました。1ヶ月ぶりの北京でしたが、出発したときとは打って変わって暖かくなっているのには驚きました。

授業開始までは少々時間があったので、さらに西安を目指す事にしました。



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