ラサ
ポタラ宮

少し離れたところから見たポタラ宮です。独立した岩山の上に立っており、まさに天に聳えるというのはこういう事を言うのでは。
赤い部分が宗教的な部分である紅宮、白い部分が政治的な部分である白宮です。ここには一説によると999の部屋があると言われていますが、正確な数字は解りません。

ポタラ宮の屋上です。まばゆいばかりの金色の屋根でした。明るすぎてデジタルカメラでは撮りきれていません。が、どんなカメラを使っても撮りきれる景色ではありまません。空も本当に青々していました。

ポタラ宮の内庭からみた上部です。上部の紅宮は宗教的な儀式を行う場所で、歴代のダライラマの遺体が安置されている、大きな黄金の塔には大変圧倒されました。
お金を払えば場所によっては写真撮影も可能ですが、とても撮る気にはなれませんでした。
白宮はダライラマ政治を司る場所で、かなり暗めの紅宮の内部と違い、明るく実用的な造りでした。ここには、ダライラマへの謁見室があり、チベット時代が思い起こされます。
大昭寺

ポタラ宮がダライラマの居城であるのに対し、チベット仏教の総本山とも言えるのがこの大昭寺です。正確には二つの寺が一つになっているのですが、その中心部にあるジョカンには総本山の総本尊とでもいうべき、釈迦牟尼像があります。
釈迦牟尼像には正直言って感動しました。なぜチベットの人が、遠くからこの大昭寺を目指して巡礼に来るのか、少しだけ理解できたような気がします。
寺の正面では、全身を使っての祈り、五体投地、を行っている人が、たくさんいました。

大昭寺の上に輝く黄金の法輪です。
何故か、ラサは毎日、夕方になってくると雲が出てきました。このため、夜は思ったほど星が見えませんでした。
再び飛行機に乗り、中国4番目の直轄都市、重慶を目指します。
重慶、三峡下りへ