アイルランド旅行記 98夏 ディングル半島を目指して

98年8月、半年振りにアイルランドを訪れることが出来ました。今回は日程が限られていたため、南海岸を経由し、西のケルト文化の残る地、ディングル半島を目指すことにしました。しかし、乗り継ぎ時間のいい便は、既に飛んでしまい、ダブリンについた頃には日が西に傾きかけていました。

アークロー
 
その後レンタカーに乗り、ダブリンの南アークローにたどり着けました。
夏の休暇シーズンであったため、ホテルはどこも一杯。探すのに苦労しました。翌朝は朝方降った雨が上がり、虹が出ていました。
ウェックスフォード経由でクリスタルで有名なウォーターフォードを目指しました。

ウェックスフォード
 
左はウェックスフォードの街並みです。港町であるせいか以前訪れた西海岸のゴールウェイに似ている感じがしました。細い路地にカラフルな建物が並びます。古い街並みを現代でも使えるようにうまく使っていました。
右はウェックスフォードのウェストゲートです。現在は博物館になっています。左側に入り口があり、一応入場料の金額表示があったのですが、お金を払おうとしたら、いいから眺めのいい塔に上がれ、と言われて結局お金を取られませんでした。海まで見渡せる、なかなか良い景色でした。


ジョンズタウン城
 
残念ながら内部はプライベートで見学は出来ませんでしたが、池越しの景色が非常にきれいな城でした。
夏のシーズン中なのでもっと人がいるのかな、と思いましたが人影もまばらで、ゆっくり見て回ることができました。
庭園もきれいに整備されていて、ピクニックにはもってこいの場所です。


ジョンFケネディ公園
アイルランド系移民の子孫である、ジョンFケネディ合衆国大統領の先祖が住んでいたのがこの近くらしく、以前大統領が訪問したのを記念して名づけられた公園の様です。
広く広大な公園ですが、その脇にある丘へは頂上まで車で上がることが出来、まさに360度の眺望の景色が見渡せます。



ウォーターフォード
ウォーターフォードクリスタル工場
 
日本でも有名なウォーターフォードクリスタルの工場を見学しました。機械化は最小限に抑えられ、職人による手作りの部分が多いことに驚きました。途中の工程や、仕掛品をみることもでき、なかなか興味深い工場見学でした。

街並み
 
バイキング時代までさかのぼれるウォーターフォードの街ですが、石造りの重厚な建物が並び、またその色使いが明るく、センスが良く、夏の太陽を浴びて、非常に明るい印象の街でした。

レジナルドの塔
  
古い街なので、所々に街の城壁が残っています。これも城壁と共に見張り台として使われたタワーでしょう。
因みにこの脇にあったシーフードレストランは非常に美味しいお店でした。
右側は川沿いの通りにあった時計台です。

西を目指す