2013.08.11(Sun.)
品川10:04−(880S〜881F〜3881F・快速・エアポート成田)→11:30成田
成田11:41−(2533M)→12:34鹿島神宮
鹿島神宮12:39−(148D)→13:41大洗
大洗14:09−(1150D)→14:27水戸
水戸16:06(16:08)−(1434M)→16:11(16:13)赤塚
赤塚駅南口16:40−(茨城交通・バス)→16:53Ksスタジアム
Ksスタジアム20:00−(茨城交通・バス)→20:11赤塚駅南口
赤塚20:21(20:23)−(1464M)→22:29上野
 18きっぷを1日分どうしようか、ということで、久しぶりに一人でサッカー観戦に行くことにしました。そこそこ距離があって、帰って来られる範囲、という基準で考えて、8.10の清水エスパルスー湘南ベルマーレ戦や、ヴァンフォーレ甲府ーアルビレックス新潟戦を考えましたが、帰宅できない可能性もあるので、結局水戸ホーリーホック−栃木SCという、ある意味物好きなカードを選択。
 早起きできたら房総半島一周してから水戸へ向かうか、とも思っていたのですが、「東京近郊区間内だしなあ」と考えるとあまり気合いが入らず、結局二度寝してからの出発。
 品川からエアポート快速で一気に成田へ。先頭車に行ったせいかどうか、空席があり、それほどは混雑していません。乗客もぼつぼつ入れ替わる感じ。稲毛駅の西、海側になんか再開発で大きなマンションが建設中だったのが目につきました。佐倉からはすっかりローカルムードとなって成田到着。
 鹿島神宮行きは4両で、これも座席がさらりと埋まる程度。我孫子支線と別れてのんびり走っていくと、周囲は水田。早稲を植えているのか、ずいぶんと穂に実が入っている田んぼもみかけました。また、ずいぶんと各駅の駅名票(滑河駅)がデザイナー風というか、一回り小型なものに置き換えられていました。佐原で大量に下車があり、香取からすぐ左にカーブを切って成田線と別れて、利根川を越えて茨城へ。鹿島線は1999.08.07以来ですからずいぶん久しぶりです。潮来を過ぎ、結構大きな北浦を左窓に眺めて鹿島神宮到着。
 鹿島臨海鉄道のディーゼルカーは、先頭車大洗マリンパーク、後部車両かねふく、の広告車両2両編成でした。ここも新鉾田まではやはり1999.08.07以来なので、満員のようなら後の列車でもよいか、と思っていましたが、後部車両にはほとんど客もいないので乗車。ところが車内がとても暑い。非冷房車じゃないかと思ったくらい。一応、冷気は出ているんですが、焼け石に水もいいところ。鹿島サッカースタジアムを通過して鹿島臨海鉄道線内へ。鹿島大野で鹿島神宮行き141Dと交換。”ガールズ&パンツァー”という、アニメのキャラクターが描かれた単行車両でした。
 あまりの暑さにところどころ意識を飛ばしながら新鉾田を過ぎ、大洗到着。車内の温度にいい加減耐えられなくなったので、ここで一度下車。で、降りてみたら、いたるところ”ガールズ&パンツァー”だらけ。駅構内にもポスターがあり、売店でもグッズを売り、駅前にいたバスもそうだし、駅構内の本社内にもグッズが一杯で、むしろ通票閉塞機や鹿島港南駅の写真等の展示が目立たないくらい。地元の月の井酒造店が出している、「撃破率百二十%」という酒にはその名前にちょっと心惹かれましたが、サッカー観戦に持ち込む訳に行かないので断念。このままここにいても行くアテもないし、暑いし、色々とやられてしまいそうだったので、ホームの注意書きに見送られて、大洗始発の1130Dで水戸へ。
 水戸へ着いたのはいいのですが、これまた時間があります。本屋へ行ったり、鹿島神宮から152Dで折り返してきて大洗行き1153Dとなった、”ガールズ&パンツァー”イラストの車両を撮影していたりしましたが、どうにも雲行きが怪しく、遠くでは稲光が。そうこうしているうちにとんでもない降り方となり、雷鳴も轟いて、これはそもそも常磐線が動くんだろうか?という状況に。
 それでも、上野行き1434Mが入線したので、水戸市立競技場(ケーズデンキスタジアム水戸)行きの臨時バスが出る赤塚へ向かうことに。結局2分遅れで発車しましたが、とんでもない雨で、これはサッカーの試合があるんだろうか、という感じ。どうにか赤塚にはたどり着きましたが、この先、内原との間の踏切に支障が、ということで、1434Mはそのまま抑止されてしまいます。
 駅にはちらほらと水戸サポーターも見かけられますが、雨に降り込められてどうしようもありません。そのうち、少し空が明るくなって雨もほぼ上がったのでバス乗り場へ。バス乗り場にいた茨城交通社員の方の説明では、スタジアムへ行ったバスから乗客が降りられない状況で(そりゃあの雷雨だからそうだろう)、バスが戻ってきていないとのこと。その後、乗客降ろし終わったとかでバスがやってくることになりましたが、予定されていた16:20の便は運休で、結局、16:40の便となるバスが回送されてきて一安心。1434Mの抑止も解けたようで、バスとほぼ同時に発車していきました。
 バスの道中、まさに忽然と、という感じでスタジアムが見えてきて、予定では15分のところ、13分で到着。
 以下、箇条書きで。
  • ケーズデンキスペシャルマッチで、オリジナル折りたたみボトルや、うちわをもらって入場。
  • 座席は念のため雨を考えて”メインスタンド中央席”を確保していましたが、直前の豪雨もあり、屋根があるところで助かった感じ。
  • 芝生は結構土入れたらしき部分が目立って、あまりよくない。
  • メインスタンドからは結構見やすい。
  • 電光掲示板はアウェイ側ゴールの裏手
  • 陸上競技場との兼用だから、ホーム側ゴール裏じゃなく、水戸サポーターはバックスタンドのホーム側ゴール近くに固まってた。これはいつものこと?たまたま?
  • ベーコン串美味しい。タンドリーチキンサンドはボリュームたっぷり。
  • 選手紹介。なんでかアウェイの栃木から。水戸から栃木に移籍した大和田選手への拍手が多い。
  • 選手入場後、輪湖 直樹選手 J2通算100試合出場達成のセレモニーが。ご両親から花束もらってました
  • 試合開始
  • 開始早々、水戸のボールをカットして栃木が攻め込む。
  • 7分。水戸のミスから栃木が攻め込む。これを水戸DFがヘディングでクリアしたが、シュート外したようにも見えて場内どよめく。
  • なんか水戸がサービスしすぎ。
  • 12分。水戸の選手がペナルティエリア内で倒されてPK。キッカー鈴木隆行!。これを決めて水戸1-0栃木。
  • と思ったら25分、水戸DFのミスから栃木が同点に。水戸1-1栃木。
  • 水戸はなかなか形にならない。栃木も押してる感じにも見えないんだが、水戸のサービスが良すぎる。
  • 36分、これは見事な水戸・橋本のシュート。水戸2-1栃木。
  • 前半終了。鈴木隆行は存在感あるよなあ。
  • HT。
  • 後半開始。交代なし。
  • 49分、栃木・杉本のシュートで同点。水戸2-2栃木。
  • いやあ、落ち着かないなあ。
  • 56分、水戸・小澤の強烈なシュート。水戸3-2栃木。
  • 60分、水戸・小澤がもう1点。水戸4-2栃木。
  • 水戸:輪湖→石神。
  • 栃木:近藤→サビア。
  • 65分、栃木・クリスティアーノが決めて1点差。水戸4-3栃木。
  • いやあ、打ち合いだ。
  • 栃木:杉本→湯澤。
  • 栃木:廣瀬→久木野。
  • 栃木が押してるなあ。水戸・本間の好セーブないとえらいことじゃないか。
  • 水戸もコーナーまでは取るんだが。ポスト(バーだったかも)叩いた1本は、きれいに崩してたから惜しいよなあ。
  • 水戸:小澤→尾本。
  • ロスタイム4分。
  • 水戸:山村→船谷。
  • 栃木のセットプレー。GK柴崎まで上がってる。
  • 直後にタイムアップ。水戸4-3栃木。
  • いやあ、馬鹿試合の類いだろうけど面白かった。
  • 水戸はこれで今年の北関東王者&ホーム100勝らしい。
 試合結果等は下記参照。  試合終了後、急いでスタジアムを出て赤塚駅行きのバスへ。20:00発に間に合い、これが11分で赤塚駅に着いたので、ほぼ正常ダイヤに戻っていたらしい常磐線への乗り継ぎは楽勝。赤塚20:16発の778M小山行きに間に合った栃木サポもいましたが、その後の20:21発1464M上野行きでも友部で小山行きに接続するんですな。余裕もって乗り継げたので、グリーン車に陣取って、ビールとつまみ買ってあとは爆睡。
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