2010.08.13(Fri.)
羽田空港6:35(6:38)−(ANA981)→8:15(8:11)福岡空港
福岡空港8:22−(625C)→8:28博多
博多8:38−(4322M・快速)→9:52門司
門司9:53−(5144M)→10:00下関
下関10:03−(2450M)→11:55徳山
徳山12:06−(2452M)→13:15岩国
岩国13:20−(358M)→14:12広島
広島14:28−(5640M・快速安芸路ライナー)→15:12広
広15:21(15:31)−(144M)→15:31(15:41)安芸川尻
川尻港15:50−(せと観光ボート)→17:00(17:02)今治港
今治桟橋17:09−(瀬戸内運輸)→17:16今治駅前
今治17:35−(552M〜4552M)→19:35伊予寒川
 家族は先に帰省しているので、例によって一人で四国へ。九州で未乗線区に少しは乗るつもりだったのですが、U竹氏とスケジュールが合わなかったこともあり断念。ただし、事前予約の関係で、福岡まで空路です。
 当日朝はやたらと早起き。最初は、始発便に間に合うかどうかわからなかったので、7:30発のANA241便を予約してましたが、モノレール内で変更。株主優待券利用のため、ちょっとドタバタがありましたが、無事変更できて、ギリギリで飛行機内に駆け込み、離陸したらもう爆睡してました。
 福岡空港到着後、すぐに地下鉄へ乗り継ぎ、博多駅でも接続よくやって来た快速に乗車。朝食がまだだったので、駅弁を買う余裕までありました。その快速、なんと9両編成。博多でかなりの下車があったので楽に座れましたが、それでもそこそこの乗客が残っていました。季節柄か土曜日だからか、スペースワールドへ出かけるらしい乗客も目立ちます。車内はそこそこの乗客を乗せたまま、そのスペースワールドで下車多数。小倉でガラガラに。門司で下関行に乗り継いで、関門トンネルを超え、その下関でさらに徳山行に乗車。
 ところが、その徳山行がなんと2両編成。接続がよい分、既に車内は満員で、仕方なく立っていきます。が、車内に競艇新聞持参の乗客が多いことに気づいたので、その乗客の横へ移動。狙い通り、下関競艇場最寄りの長府駅で競艇客は下車。ようやく座れてやれやれですが、未だ車内は立ち客多数。くつろいで車窓を楽しむ余裕もありません。新山口で乗客が多少入れ替わりましたが、防府では乗車が目立って、結局混雑したまま徳山到着。
 先頭車に乗っていたため、跨線橋に近かったのはラッキーというもので、岩国行は余裕で海側の窓側座席を確保。4両編成だし、安心して補給に売店へ出向いて、くつろいで一杯。四国へ渡るのには柳井港からのフェリーも考えていたのですが、12:30にちょうど出航したところで2時間弱待ち時間がありますから、とりあえず岩国までは景色を楽しむことに。大畠を過ぎたあたりで、その三津浜行フェリーらしき船と並走。山陽本線の海沿いの区間の景色は実にいいですねえ。やや内陸に入って、岩国到着。ここからもそのまま東へ向かうことにして、糸崎行に乗り継ぎ。ホームの売店で飲み物買い足して、宮島付近の景色を楽しんでから広島へ。
 ホームの立食いうどんで昼食を取ってから呉線ホームへ。車両は全く期待してませんでしたが、案の定のくたびれた103系。しかし、広島地区には新車入れるつもりはないんでしょうかね。快速だけに列車は結構飛ばしますが、ロングシートで車窓も楽しめないまま広到着。広では接続9分……のはずが、7月の大雨で運休区間が出ている影響か、肝心の乗車列車がやってきません。特に遅れの案内放送もなかったことから、ダイヤ変更になっている様子です。通常ならそうは困らないのですが、安芸川尻から高速船に乗り継ぐことにしたため、そもそも行ったことのない安芸川尻駅と川尻港の間の移動を考えると、あんまり遅れては困ります。じりじりするうちにようやく、折り返しとなる電車がやってきて乗車。
 列車はワンマン運転のため、降車口に近い先頭車に乗車して、安芸川尻で急いで下車。駅前で一応、港の場所を確認して急ぎ足に歩き出すと、どうも私以外にもせと観光ボートへの乗り継ぎ客がいるようです。川尻港には迷わず着いて、さてきっぷを買おうと小さな待合室を覗いても、誰もいません。で、”せとひめ”という高速船に乗り込んでみると、きっぷは船内発売でした。係員だか船員だかからきっぷを買うとき、「電話いただいた方ですか?」と聞かれたくらいですが、どうも4,5人は呉線からの乗り継ぎ客がいた様子です。そのきっぷを販売していた係員は、そのまま操舵室に入って、出航。ま、船長がきっぷ売っていた、ということではなさそうです。
 出航すると、さすがに高速艇だけに速い。でも、船が小さいし、フェリーじゃないので、目線が低い。大長港では、時刻表上は後に着くはずのこちらが、竹原からの船とは桟橋を挟んで先に着いて先に出航。御手洗港は、乗船客がいないのを沖から見て、そのまま通過。なにやら路線バスみたいな趣きもあります。大崎下島と岡村島の間を抜けた船は来島海峡大橋の下をくぐって今治港到着。
 今治駅へは2005.08.19には歩いてますから、今回も歩いたっていいのですが、暑いし折よくバスはすぐ来るし、ということでバス移動。今治駅からの普通列車は2両編成で着席も楽勝。ところがこの普通列車、伊予西条で1両切り離した上、下り特急列車と交換後、上り特急に追い抜かれるために22分停車。ここからがすさまじく、中萩で下り普通列車と交換で2分停車、新居浜では列車交換も追い抜きもないのに10分停車。その後、多喜浜で下り普通列車、下り特急列車と交換して7分停車、伊予土居で普通列車と交換して4分停車。行程の最後の最後で、走っているより止まっている方が長いんじゃないかというテイタラクでした。
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