2007.01.20(Sat.)
(籠原10:14)−(快速・2160Y)→12:20藤沢
藤沢12:36−(75)→13:10鎌倉
鎌倉14:12−(1430S)→14:20大船
大船14:37−(141)→14:51湘南江の島
湘南江の島15:04−(150)→15:18大船
大船15:32−(862M)→16:09新橋
 地域交通問題研究会の冬期研修会の後、あまった18きっぷを頂いたので、あまり天気はよくない中、18きっぷの通用最終日なので家族でちょっと出かけてきました。
 まずは、湘南新宿ラインで横浜方面へ。理紗子と雅人がどうしても乗りたい、というので、奮発してグリーン券買って、2階席へ。理紗子雅人も大満足。特に、雅人はずーっと外を見てました。これで飽きてしまうようなら、横浜で降りて横浜中華街八景島シーパラダイス(ちなみにこの日は遊具はメンテナンス中で、水族館のみが営業)へ行こうと思ったのですが、雅人が降りる気になりません。
 で、このあとは江ノ電湘南モノレールに乗ることにして、どうにか雅人を納得させて、藤沢下車、江ノ電に乗り換え。この頃から雨がぱらついてきます。天気予報では夜になってから雨、という話だったので、ちょっと天気の崩れが早いようです。
 さて、実は私も江ノ電は初めて。藤沢を出た電車は、建て込んだ住宅の間をうねうね曲がって、ときには軒や樹木に接触しそうになりながら走っていきます。パラパラ振ったりやんだりだった雨が、本降りになって江ノ島到着。ここからしばらくは道路上の併用軌道を走って腰越到着。理紗子も雅人も、併用軌道は珍しそうでした。右手に海が見えてきましたが、曇天の今日は全体に霞んでいます。一方、沿線はしゃれた家が多く、カミさん曰く、「小説や映画の舞台にしたくなるのがよくわかる」とのことでした。確かに晴天の日、こういう家から海を見るとこれは気持ちいいでしょうねえ。やがて海から離れ、鎌倉市街地に入り、雨が降り続く中、鎌倉到着
 さて、ここまで来ると、理紗子はすっかり電車に飽きています。一方、雅人はどうしても湘南モノレールに乗るつもりです。天候さえよければ、中華街へ回ってもいいか、と思いましたが、雅人が納得しません。カミさんが折畳みの傘を忘れてきたので、駅前のコンビニエンスストアでビニール傘を買ってから東口へ。雨が本降りなので、駅2Fのこまち市場 風凛という店へ。それほどには期待していなかったのですが、案外と地魚の刺身定食がよかったです。
 鎌倉駅に戻って、今度は大船へ。もう理紗子は電車は嫌だと言ってましたが、湘南モノレールが懸垂式で、ぶら下がって走ることを説明すると、興味を惹かれたようで、「じゃあ行く」ということになりました。
 大船で湘南モノレールに乗り換え。実はここも、私には初乗りです。全線乗車しても14分なので、往復することにして、結局往復運賃と同額だからと、1日乗車券を購入し、3両編成のモノレールに乗車。走り出すと、これがまあ飛ばしているためかどうか、やたらと揺れます。アップダウンも激しいため、ちょっと遊園地の絶叫マシーンのようです。カミさんには、途中2個所のトンネルが、特にツボに入ったようです。湘南江の島駅に到着、眼下の江ノ島駅に入線する江ノ電を眺めてから折り返して、大船へ。
 天候次第では帰ろうか、とも思っていましたが、雨は上がっていたので、東京で降っているようなら帰ることにして、大船からは東海道線で新橋へ。一応、最後に立ち寄るつもりの店があったのですが、開店時間には早すぎるため、新橋駅前の香川・愛媛のアンテナショップに立ちより、少し歩行者天国の銀座を散歩し、銀座6丁目の銀座風月堂お茶して休憩してから、お目当てのバー銀座パノラマへ。
 このバー銀座パノラマ、目の前のカウンターをNゲージの車両が快走している以外は、きわめて真っ当なバーですが、まあ、百聞は一見に如かず、と申しますか、説明がしにくいですねえ。存在は知っていたのですが、鉄道ジャーナル誌の2007年2月号に「お子様連れ歓迎」と広告が出ていたので、電話して確認して行った次第です。ついでに子供に食事くらいさせようか、と思ったのですが、この状況でしたから、それどころじゃありませんでした。
 なお、バーテンダーの話では、子供連れの客は、「来たことはある」くらいのレベルで、そんなにしょっちゅう来店している、ということではないようです。また、カウンター上を走る車両は店のオーナーの私物で、2週間ごとにテーマを決めて入れ替えているとのこと。この日は、私鉄がテーマだったようで、阪急、京急、伊豆急の”リゾート21”、あと、東武(?)の旧特急車の4編成が走ってました。
 ちなみに、子供の分も、しっかりとチャージは取られたのでした。
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