茂木駅での入換作業1999.08.26撮影
 本文中でも記載しましたが、茂木駅のホームは1面しかないため、”SLもおか1号”は到着後、編成を側線に引き上げておく必要があります。
 具体的には、”SLもおか1号”は12:10に茂木に到着し、14:35に”SLもおか2号”として下館に向けて発車するのですが、その間茂木には12:27に117列車がやってくるのを手始めに、14:18に128列車が発車するまで、3往復6本の列車が発着しますので、この間はSLと客車をホームに横付けしておくことができません。
 この入換作業を主として茂木駅2階のテラス(?)から撮影してみました。まあ、一部撮影していない部分もありますが、ご笑覧下さい。

[機回しその1] [機回しその2]
 茂木駅到着後すぐ、機回し作業が行われます。機関車を客車から切り離し、側線を後ろ向きに走って下館方の本線に引き上げた後、機関車は客車の反対側(下館側)に連結されます。

[引上]
 客車は下館方の本線に引き上げられた後、側線に留置されます。

[転写台]
 側線に客車を留置した後、機関車は再度客車と切り離され、転写台へ向かいます。転写台上で機関車は180度向きを変えられて、正面が下館に向きます。転写台はSL運転にともない、新たに整備したもののようです。
 その後、転写台から見て側線の下館寄りにある給水設備(一番下の画像の右隅に少しだけ写っています)の横まで機関車は進み、水の補給を受けます。茂木駅には特別な給炭設備はないようでしたが、真岡駅で補給しているんでしょうか?C11にせよ、C12にせよ、下館−茂木間41.9kmを1往復補給なしというのはちょっとつらい気もするので、あるいは給水とあわせて給炭しているかもしれません。

[連結]
 補給を受けた機関車は客車に連結されてひと休みです。手前に見える黒板みたいなものは、「夏休みSL体験教室」で使われた説明板のようです。

[転線その1]
[転線その2]
 14:18に128列車が発車した後、今度は”SLもおか2号”として下館へ向かうべく、編成は一旦下館側の本線に引き上げられ、ホームへ転線します。

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