抜歯について

抜歯時に、口腔内の細菌が血液に流入して、感染性心内膜炎を起こしてくることがありますので、
難しい抜歯の場合には、連携医療機関に入院していただき、
その病院で、抜歯をお願いしています。

また、当院でも、抜歯を行う際には、感染症を防ぐため、
前日の夜や抜歯当日の朝から、抗菌剤を服用していただくことがあります。

抜歯後の注意

1. 今かんでいるガーゼは

ティーバッグ血を止めるためですから、強くかみ10分後位にすてて下さい。
その後も、きず口から血ににじみ出る様な事があるかも知れませんが心配いりません。
(実際には、少ししかでない時でも唾液がまじる為多くでるように思えます。又きず口をさわったり、強くうがいをしたりするとかえって出血します。)
なお、それでも血が止まらない時は、清潔なガーゼをきず口に当て10分位強くかんで下さい。(オキシドールをつけたガーゼで圧迫すると尚、効果的です。)
未使用のティーバッグ(緑茶、紅茶)をかんでも効果的でしょう。

2. きず口は

唾液で洗われて自然にきれいになります。血液が固まってふたの役目をして傷口を保護しますので指や舌でさわらない様にして下さい。

3. 麻酔は

1~2時間程できれてきます。その後少し痛む事がありますが心配いりません。
2~3時間後にはもとにもどります。

4. 今日は

激しい運動や、入浴したり飲酒は避けてください。
食事は刺激物をさけ、普通に食べて下さい。うがいは軽くする様にして下さい。

5. 抜歯後

すこし、はれる人もありますが心配いりません。

6.

痛みが強い時
腫れたとき
高熱が出た時
体がフラフラした時
何か異常を感じたら、御連絡下さい。