第三部
空条 承太郎
−未来への遺産−

死んだはずのDIOが生きていた。そしてジョースターの一族に『スタンド』と呼ばれる超能力が発現する。 しかしジョセフの娘ホリィにとってそれは害となり死の淵へ誘う。 ジョセフとホリィの息子の承太郎は諸悪の根元DIOを倒すためエジプトへ向かう。

空条 承太郎 【スタープラチナ:星の白金】

第三部の主人公。ジョセフの孫。冷静沈着。精密でパワフルなスタンド。 物語の最後、DIOとの闘いの中で時を止める能力を身につける。鬱陶しい女が嫌い。
『オラオラオラオラー』

モハメド・アヴドゥル 【マジシャンズレッド:魔術師の赤】

ジョセフと共に来日。承太郎を監獄の外へと導く。炎を自在に操り、鉄をも一瞬にして溶かす。 また炎は生命探知機ともなる。物語の前半は堅物のイメージがあったが、ホル・ホースに頭を撃たれてぐっと 親しみやすいキャラとなった。ホル・ホースよありがとう。
『ポルナレフ おまえには勝てん』

ジョセフ・ジョースター 【ハーミットパープル:隠者の紫】

第二部の主人公。駄洒落大好きじじい。スタンドは念写というか遠隔視の能力。 はじめ、カメラをぶっ壊して発現させていたがラバーズとの闘いではテレビにモニターしていた。 ならカメラも壊さずに済んだんじゃない?
『HOLY SHIT!』

花京院 典明 【ハイエロファントグリーン:法皇の緑】

肉の芽により承太郎を襲うも敗れる。のち承太郎の男気に絆され行動を共にする。 スタンドは人型だが細長いひも状の触手からなる。パワーはないが、散弾銃のようなエメラルドスプラッシュの威力は侮れない。 スタンドで闘ったのは『灰の塔』と『世界』くらいなもんであとはもっぱら頭脳戦だった。
『ぼくだっていやだ!』

舌にクワガタの痣を持つじじい(グレー・フライ) 【タワーオブグレー:灰の塔】

一行が成田から空路カイロへ向かう飛行機内にて襲撃。 クワガタ型のスタンドでスピードはスタープラチナよりも速くなにげに強い。 乗客の舌を食いちぎるがハイエロファントグリーンにひきちぎられる。 舌なんぞ狙わなければもっと自由度の高い攻撃ができたはずの彼は、舌がまっぷたつの状態でベラベラしゃべりまくった。
『あばばばばゲロゲロ〜』

ジャン・ピエール・ポルナレフ 【シルバーチャリオッツ:銀の戦車】

香港沖に不時着した一行を待ち受けた新手のスタンド使い。 花京院同様、肉の芽によりDIOに操られる。甲冑を脱ぎ捨てるとスピードアップ。でも防御力ゼロ。 油断してマジシャンズレッドに敗れる。この男、学習能力がないのか常に相手を甘く見る。 妹(シェリー)の仇を求め一行に加わる。便所が鬼門。

偽テニール船長 【ダークブルームーン:暗青の月】

シンガポールへ向かう船のキャプテンに化けて登場。承太郎のフェイクにひっかかって正体バレバレ。 彼も相手を甘く見る口で、水中という独壇場で見事スタープラチナに刺身にされました。

オランウータン(フォーエバー) 【ストレングス:力】

偽テニール船長により乗っていた船が爆破され漂流していたところに貨物船がどこからともなくやってきた。 実はこの船そのものがスタンドで、一般人に見えるスタンド第1号。全員が船に乗ったところで始末すれば 一瞬にして片が付いたのに本体のエテ公は女の子襲いたさに目が眩み、承太郎にぼこぼこにされた。

呪いのデーボ 【エボニーデビル:悪魔】

冷蔵庫から現れた、ポルナレフ曰く「頭脳が間抜け」な刺客。 彼はわざと見つかったというが、だったらはじめから姿を見せなさい。 まず相手に自分を傷つけさせてその恨みのパワーでもって発動するスタンド。 いちいち怪我をしなくてはならない。

レロレロ男(ラバーソール) 【イエローテンパランス:黄の節制】

花京院そのものに化けて登場。いきなりカブトムシをうまそうに喰らいます。 以後何人か出てくる変装スタンド第1号。一般人でもさわることができ、触れたものを消化する。 不幸な犬のポッキーは首から下をこいつに食べられてしまいました。
『Do you understand?』

J・ガイル 【ハングドマン:吊られた男】

カルカッタの刺客。両腕が右腕の男。ポルナレフの妹の仇。スタンドの正体は光で、反射を繰り返して移動する。 昼間の雨の中なら無敵だったであろうこの下郎はのこのこ姿を現して、ポルナレフに蜂の巣にされた。

ホル・ホース 【エンペラー:皇帝】

J・ガイルと共に登場。彼の人生哲学は「1番よりbQ」だそうで一人で行動することはない。 スタンドは右手に発現する拳銃で、弾数はおそらく無限。弾道を自由に操る。マジシャンズレッドを苦手とする。 J・ガイルが敗れたことを知るやさっさと逃げ出した。このことでエンヤ婆の恨みを買うはめに。

ネーナ 【エンプレス:女帝】

聖地ベナレスにてジョセフを襲う人面疽。食欲旺盛な肉人形第2弾。ポルナレフはすっかり騙された。 それにしてもこのスタンドはジョセフに対してのみ有効のような気がする。
『チュミミ〜ン』

腕だけがモリモリの男(Z.Z.) 【ホウィール・オブ・フォーチュン:運命の車輪】

インド−パキスタン国境付近の追手。ストレングスのミニチュア版。 ガソリンを粒状にして飛ばし、バッテリーで発火させるものの特に芸はない。 本体は体力、精神力ともにひ弱そうで、どうしてこんな奴のスタンドが目に見えるのか不思議。 最後は修行僧として荒行をすることになった。

エンヤ婆 【ジャスティス:正義】

J・ガイルの母親で同じく両右腕。脚力はジョイナー以上(ポルナレフ談)。とてつもない執念の持ち主。 霧のスタンドで町の幻影をつくり、死体を操って攻撃。相手に傷を負わせ操る。 拳ではったおすことも剣で切ることも銃で破壊することもできない。しかしスタープラチナに頭部を吸い込まれて 窒息した。スタープラチナの肺活量恐るべし。

鋼入りのダン 【ラバーズ:恋人】

パキスタン首都カラチの刺客。髪の毛一本動かす力さえもない史上最弱のスタンド。 相手の脳に潜り込んで自分の痛みを数倍にして返す。承太郎はこいつを「痛みを感じる間を与えず瞬間に殺してみせる」 といったが、やってほしかった。自分のことは知っていても相手のことを予習しなかったダンは 史上最多の『オラオラ』を喰らってふっとんだ。
『マギィー』

砂漠のデブ男(アラビア・ファッツ) 【ザ・サン:太陽】

アブダビの砂漠で一行を襲う。太陽のスタンドで相手を熱し殺す。 ただし本体にも影響するため本体は冷房の利いた快適な環境に身を置かねばならない。
こいつの能力をもってすればDIOは速攻で蒸発するに違いない。

牙の生えた赤ん坊(マニッシュ・ボーイ) 【デス サーティーン:死神13】

夢のスタンド。目が覚めると夢の内容は忘れてしまう。夢の中ではスタンドを出せないため、 やっつけることができない。しかし花京院にハイエロファントグリーンを持ち込まれギブアップ。 お仕置きとしてマイウンチを食べさせられる。
『ラリホォー』

カメオ 【ジャッジメント:審判】

紅海のとある島にてアラジンの魔法のランプよろしく登場。願いを土に投影して叶える。 ポルナレフはディズニーより売れっ子のマンガ家にしてくれと頼もうとしたが、こんな願いは却下である。 復活したアヴドゥルにボコボコにされ、小便を飲まされ、挙げ句丸焦げにされた。
『Hail 2 U』

ミドラー 【ハイプリエステス:女教皇】

紅海をエジプトへ向かう潜水艦内にて襲撃。生物以外のものなら何にでも化ける。かなり自由度の高いスタンド。 好みのタイプは承太郎。でも承太郎にすべての歯をへし折られた。
『ナハハハハハハハ』

イギー 【ザ・フール:愚者】

エジプトに着いた一行の助っ犬(何て読むんだ?)。砂のスタンド。 これも変装可能で、のちにDIOに化けて人の言葉までしゃべった。 好物はコーヒー味のチューインガム。趣味は人間の髪の毛をむしりながら顔の前で放屁すること。

ンドゥール 【ゲブ神:大地の神】

水のスタンド。本体は目が不自由だが聴覚が異常に発達しているため見えているも同然。 動きが速い上に砂漠での戦闘のため承太郎たちにはスタンドの居場所がわからない。 しかしイギーの嗅覚によって場所が探知され、承太郎に本体を発見された。
『悪には悪の救世主が必要なんだよ』

オインゴ 【クヌム神:創造の神】

舞台はアスワン。彼の能力は自分の顔を自在に変形させるというもの。 それにしても「これでもスタンドか?」といいたくなる。攻撃性はなく、とっても平和的なスタンド。 相手を油断させて背中から刺すのに使えそう。

ボインゴ 【トト神:書物の神】

オインゴの弟。数分先の出来事を予知して本に描き出す能力。この予知は絶対だそうで何人たりとも逃れられない。 敵に対しては何の効力も持たず、ただ本人が覚悟を決めるための能力。 本に描いたらそのとおりになるというのであればかなり使える能力ではあるが。。。 オインゴは「おれたちは無敵の兄弟だなっ」などといっていたが、兄弟そろって人畜無害。 HR>

500年前の刀鍛冶 【アヌビス神:冥府の神】 チャカ 床屋の親父(カーン)

コム・オンボ、エドフの刺客。何でも斬る能力。本体は死んでスタンドだけが生きている。 スタンドの宿る剣をさわったものが操られる。 一度闘った相手のパワーやスピードを取り込み、二度と負けない。かなり反則。 こいつを倒すには最初に粉みじんにするしかない。錆に弱い。
『だーっ ピロピロピロ』

マライヤ 【バステト女神】

ルクソールのねーちゃん。ジョセフとアヴドゥルを磁石にした、けど挟まれて全身骨折。 それにしてもジョセフの義手は何度破壊されたのだろうか?
『このビチグソどもがぁ〜っ』

アレッシー 【セト神:嵐と暴力の神】

ルクソールのおやじ。弱いものいじめが好きなアレッシー君は影のようなスタンドを相手の影に交わらせて 相手を若返らせる。女性にとってはとってもありがたい能力。
『えらいねェ〜』

ダービー(ダニエル・J・ダービー) 【オシリス神】

一行がカイロに着いてはじめに会う敵スタンド使い。能力は賭に負けた者の魂を奪う。 大のいかさま師でジョセフとの騙し合いに勝利するも最後は承太郎のはったりに敗れる。 しかしペテン師ジョセフも老いたもんだ。
『グッド』

ペット・ショップ 【ホルス神:天空の神】

DIOの館の門を預かる氷のスタンド使い。氷のミサイルなんてのもある。 犬のチビとブチを喰らう。イギーが辛勝するが左前脚を失った。 天敵はマジシャンズレッドとザ・サンといったところか。

テレンス・T・ダービー 【アトゥム神】

DIOの館の執事。兄ダービー同様、勝負に負けた者の魂を奪う。 さらに相手の心をYes、No形式で読みとることができる。 しかしジョセフと承太郎のいかさまの前に敗れる。
『もしかしてオラオラですかーっ!?』

ケニーG 【幻覚のスタンド(ティナーサックス)】

DIOの館を迷路のようにカムフラージュしたが闘いもせずにリタイヤ。 まぁサポート向きなんで仕方ないかも。

ヴァニラ・アイス 【空間から姿を消すスタンド(クリーム)】

口の中が亜空間になっていて己の姿を隠す。アヴドゥルは亜空間に飲み込まれて死亡。 こんなのに勝てる奴なんているの? 結局のんきしていたところをイギーに救われたポルナレフにやられた。

ヌケサク 【後頭部に顔を持つスタンド?】

こいつはただの吸血鬼なのかそれともスタンド使いなのか。DIOに殺されるためだけに登場した。
『な…中にいたのは…おれだったァー』

DIO 【ザ・ワールド:世界】

時を止め、その中を自分だけが動くことができるという凄いけど卑怯な能力。 ただし長いこと止めることはできない。この能力はハイエロファントグリーンの結界によって明らかとなった。 DIOは第一部の頃からあまり成長していないらしく、さっさと始末すればいいものを、 自分の能力をためすのにうつつをぬかし、 結果承太郎に破れた。
実はDIOは『隠者の紫』をも操る。この時点で『スタープラチナ』=『ザ・ワールド』であろうことは予想がついた。 『隠者の紫』はいらなかったんじゃないでしょうか。
『無駄無駄無駄無駄ぁー』

マイケル、プリンス、ライオネル

アヴドゥルの鶏

ローゼス

ジョースター家おかかえの運転手?

ウィルソン・フィリップス上院議員

DIOの臨時運転手兼飛び道具