マイネゲッティン



マイネゲッティン
栗毛 2006.4.29

2008年4月撮影
ラムタラ
 栗毛 1992
Nijinsky
 鹿毛 1967
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Flaiming Page Bull Page
Flaring Top
Sbow Bride
栗毛 1986
Blushing Groom Red God
Runaway Bride
Awaasif Snow Knight
Royal Statute
タニノビッグネーム
 鹿毛 1990
カツラギエース
 黒鹿毛 1980
ボイズィーボーイ King's Troop
Rising Hope
タニノベンチャ ヴェンチア
アベイブリッジ
タニノシーバード
 栗毛 1972
Sea Bird Dan Cupid
Sicalade
Flaxen Graustark
Flavia
兄弟・近親





2008年5月撮影                   2008年6月撮影                   2008年7月撮影

近況
タニノビッグネームの06は、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。普段は大人しいのですが、騎乗の際にわがままをして人を振り落とそうとするときがあるので油断はできません。体力も順調につけてきて縦列で遅れをとることはないものの、地面にうまく力が伝わらず推進力をロスしている印象が見受けられます。走り方を含めて、まだまだ力をつけていく必要があります。馬体重は444キロ。(1/11)

タニノビッグネームの06は、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。教育係としてソフトワルツの06らの先導役を務めたり、他の2歳馬に混じってハロン17〜18秒の乗り込みを行ったり。平常心を保って調教に臨める良さがあり、ポジションにこだわらず、すんなり流れに乗れるのが同馬の強みです。反面、気合い不足の印象も。(1/25)

ビッグレッドファーム明和で休養中。一定量の乗り込みを消化したこと、なおかつトモと腰に疲れが感じるようになってきたことから、ここでリフレッシュさせることに。調教を切り上げて現在は普通放牧されています。放牧地では目立たない存在で、他馬をいじめたり、いじめられたりすることはありません。のんびりと過ごしています。(2/8)

ビッグレッドファーム明和に滞在中。普通放牧されています。休養に入って1ヶ月が経過しました。そろそろ調教を再開しても良い頃でしょう。一息入れた効果で体がふっくらし、放牧地や、馬房への行き帰りではもっさりとした歩様に。もともと機敏な動きを見せる馬ではありませんが、稽古ではまず体を絞って動けるようにする必要がありそうです。(2/22)

ビッグレッドファーム明和で調整中。休養を切り上げ、坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しました。放牧している頃から感じていた通り、重々しい動きが目立っています。大人しくて扱いやすい反面、前進気勢が足りません。乗り進めてどう変わるか要注目です。馬体重は450キロ。(2/29)

ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。16−16程度の通常メニューでは促していかないと動けないうえ、右にもたれてしまいます。改善すべく、スタートから右側にパートナーを配したところ、集中して真っ直ぐに走れていました。苦しがって走るのを止めようとして右に逃げていたのかもしれません。単走でしっかり走れるよう改善すべき課題として取り組んでいきます。(3/7)

ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。歯並や奥歯の噛み合わせの悪さが、口向きの悪さにつながっていたのかもしれません。やすりで形を整えた効果か、右へのもたれ具合が軽くなっています。体力が付けば、もっとまっすぐ走れるようになるでしょう。(3/14)

ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。右へのもたれ癖や、前向きさが足りないことも踏まえて、スピード調教の際にはテンから気合いを付けて併せることも。単走よりは集中しているものの、周りを気にしながら走ることはなかなか治りません。体力をつけるとともに、色々なことに慣れる必要があります。(3/21)

ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。逃げようとしてばかりいるから縦列調教の流れに乗れていないことが分かりました。だから、以前は口向きの悪さやもたれる癖が目立っていたのかもしれません。何かがあるとヒーンと声を発しながら回転して走り出すなど、普段から臆病な面がちらほら見られます。慣れてしまう可能性が高く、いまから矯正具に頼るわけにはいきません。なお、競走馬名はマイネゲッティンで登録されています。(3/28)

ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。能力なのか、集中力がないのかいまいち判断がつきかねる状況。15−15ペースを乗っていますが、不安定な走りでどこかへ行ってしまいそうな雰囲気を持っています。騎乗しているスタッフも「指示したことにはきちんと従う馬。でもいまひとつ性格を把握できない。隠された部分がありそうだが…」と首を傾げていました。(4/4)

ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。ステッキを連打されてどうにか縦列の流れに乗っていた状況からようやく脱しました。ただし、自らという気持ちが不足した精神状態は変わりません。「真面目に走っていないし、飲み込みも遅い感じ」とスタッフも困り顔です。(4/11)

ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。なんとか縦列調教のスピードに慣れてきたため、先日は併走してのスピード調教にチャレンジしました。しかし相手が少しでも前に出ると諦めて走るのを止めてしまいます。まだまだ課題は多いのですが、焦らず少しずつクリアしていって欲しいもの。(4/18)

ビッグレッドファーム明和で休養中。昼夜放牧されています。まだまだ覚えないといけないことがたくさんありますが、2ヶ月近く順調に乗り込んできたことから、休養に切り替えることになりました。この機会に十分に英気を養って欲しいもの。放牧地では集団の後をとことことついていっています。あとから仲間に加わったため、あまり自己主張できないようです。(4/25)

ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。放牧地では調教中に見せるようなヤンチャな面は見せません。馬房への行き帰りの際も従順で大人しくしています。青草をたくさん食んでいるようで、腹周りに余裕が出てきた印象。この機会に体だけではなく、精神的にも成長して欲しいものです。(5/2)

ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。課題はたくさんある馬ですが、一気に教え込んでも、すぐに学習できるというわけではありません。いまはゆっくり休んで成長を促した方が同馬のためになるはず。放牧地ではのんびりすごしており、このままリフレッシュして騎乗再開に備えてほしいものです。(5/9)

ビッグレッドファーム明和に滞在中。16時間ほど屋外で放牧されています。ようやく体が丸みを帯びてふっくらしました。放牧地では多少動きが重々しく感じられるものの、これは調教を再開すればすぐに解消するでしょう。あるスタッフは「もっと体高が伸びてくれれば、理想の体型に近付くと思うのだが…」と感想を述べていました。(5/16)

ビッグレッドファーム明和に滞在中。Mリュミエールと同様、乗り出そうとして休養厩舎から育成厩舎の棟へ移した矢先に、暴風雨に見舞われ、人馬ともに危険との判断から坂路入りを延期しました。もう天気は回復しています。週末か週明けには騎乗できる見込み。キャンターを開始してから発症する可能性がある筋肉痛やすくみの予防として、現在はウォーキングマシンに入れて長めを歩かせています。(5/23)

ビッグレッドファーム明和で調整中。中間に騎乗を再開しました。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。休養明けでまだ体に余裕があり、走る気も感じられません。縦列調教の流れに乗れずに遅れてしまいます。馬体も小さいままで、今回の休養でもあまり変わったという印象は受けません。心身ともに成長を待ちながら乗り込んでいきます。(5/30)

マイネゲッティンは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。動きが冴えないのは前進気勢が足りないからです。根気強く接しているものの、気持ちの変化がまったく見られません。今後はテンから併せる調教を多くするなど、別の対策を取ってみます。(6/3)

マイネゲッティンは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。いろいろ工夫していますが、なかなか前進気勢が出てきません。促さないとペースから遅れてしまうのですが、毎日が追い切りのようになってしまいます。スタッフは「これがすべて能力のせいだとは思えない。前向きさが出てくれば変わってきそうだが…」と話していました。なんとかきっかけを掴みたいところです。馬体重は473キロ。(6/17)

マイネゲッティンは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。自らという気持ちが足りない気性は相変わらず。上昇のきっかけがつかめずにいます。ラムタラ産駒に気難しいタイプが多く、同馬も父からのその影響を受けているのでしょう。ここで昼夜放牧を挟む選択肢もありますが、過去の傾向なども踏まえ、今回は調教を続けて変わってくるのを待ちたい考え。(7/1)

マイネゲッティンは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。前向きさを引き出すために稽古の際は毎回スタートから他馬とびっしり併せるように工夫。併走したり、後ろから突かれてプレッシャーを受けることによって15?15ペースなら手応えよく走れるようになっています。上昇のきっかけを掴めたような感じがあり、引き続き同馬に適した調教方法を模索しながら進めていきます。馬体重は471キロ。(7/15)

マイネゲッティンは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。いままでの苦労がどこへいったのかと思うほど順調に進んでいたものの、ここにきて右肩の出が悪くなってきました。歩様が硬く、ぎくしゃくしています。坂路調教を見合わせ、ウォーキングマシンによる運動だけで経過を観察することに。回復に時間がかかりそうであれば、昼夜放牧に切り替えてリセットする方法も検討します。(8/5)

マイネゲッティンは、14日(木)から騎乗を再開しましたが、右前脚に違和感を生じ、レントゲン検査の結果、種子骨の骨折が見つかりました。少なくとも半年は休養が必要な見込みです。(8/15)

マイネゲッティンは、ビッグレッドファーム明和で休養中。先週半ばの試し乗りの後、右前脚の出がさらに悪くなり、レントゲン検査を行ったところ種子骨の骨折が判明しました。内外からそれぞれ亀裂が入った形状です。パドックと厩舎を行き来するだけの管理に切り替えました。回復までかなりの時間を要す可能性があります。(8/19)

マイネゲッティンは、右前脚の種子骨を骨折し、休養が長期にわたる可能性があります。仮に骨折が回復したとしても、能力に影響を残すリスクもあり、残念ながら引退が決定しました。(8/22)


(競争成績)

日付 条件 開催場所 騎手 距離 馬場 通過順 タイム 上がり 馬体重


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