取材(1)

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<取材のリクエスト>

メールソフトの設定が出来ていれば、このHPのトップページから私宛のメールが送れるようになっています。
今までも何通かメールを頂いていました。ご病気の方ご本人からは一通もありませんでしたが、ご家族の方から何通か頂いていました。生意気にも意見を添えて返事を書かせていただいたことがあります。

7月半ばに一通のメールを頂きました。月刊「がん」という雑誌のコラムを担当しているCさんからのメールで、私のHPが目にとまり9月号で取り上げてみたいということでした。

<取材>

待ち合わせのため何回かメールのやり取りをして、自宅付近の駅で夕方待ち合わせをしました。自分ひとりの取材でも良かったのですが、いろいろと意見を聞かせてくれている家内も一緒にということで駅にてCさんを待っていました。

夕方とは言え7月末は非常に暑く、ライターのCさんは汗を拭き拭き改札から出てきました。

「あ、お待たせしました。カメラマンがすぐに来ますので。」
写真を載せるというようなお話を事前に頂いていたのですが、大した取材じゃないだろうと思っていたので、カメラマンというのには少しびっくりしました。コンパクトカメラで撮るのがせいぜいだろうなと思っていたのに、大きな荷物を背負ってカメラマンのAさんが後からご挨拶をして下さいました。

待ち合わせをしたT駅にはあまり静かな場所がないので、予め探しておいた、「静かな」喫茶店へ移動して取材の開始です。

こちらの名刺を見て「こちらの会社にお勤めですか。以前違う分野の仕事をさせていただきました。」とのことで、意外なところで結びつきができてしまいました。おかげで現在している仕事だとか、そのやり方とか、ややこしい説明はほとんど省略することができ、効率のよい取材ができたように感じます。

40分くらいでしょうか、喫茶店で話をしその内容はMDに録音されていました。取材の内容は…。
あまり大きな記事にはならないと思いますが、月刊誌「がん」9月号(9月上旬)に掲載されるようなので、またそちらをご参考に。
とはいえ、書店では売っていないあまり目に触れる雑誌ではないので、CさんからこのHP上に文章は掲載してよい、というご許可を得ています。発売時期にあわせて掲載したいと考えています。

<写真撮影と逆取材>

いよいよカメラマンのAさんの出番です。2つのショットがあり、1つは屋内の喫茶店から場所を移して、屋外で家内と話をしているところのショット。もう1つは少しアップで私一人を写したショット。Aさんが私の顔のところに照度計を持ってきて、明るさを確認して撮影が開始しました。

家内とのツーショットでは、話をしながらカシャカシャカシャカシャ。
「目線を下さい」
Aさんの声に目をカメラの方へ向け、さらにカシャカシャカシャカシャ。さすがにプロの写真は違う、でもこんな被写体にそんなにフィルムを使わせて申し訳ないなと思いつつも、どんな仕上がりになるのか楽しみです。

一人のショットでは、Cさんと会話をしつつ少し望遠気味のレンズで私を撮る、という感じの撮影でした。Cさんと会話をしているのですから無駄話をしていてももったいなので今度は逆取材です。

「どうして私のHPを取り上げていただく気になったのですか」
「医療費の話や手術後の写真などがあって、ユニークだなと思ったのです。つい日記風になってしまうことが多いのが闘病記ですが、そう言った点がちょっと違っていましたね。また医師との会話が書かれているところなどは、生き生きとしていて読みやすいですね。」
「もっと沢山の人が見にきているWEBがいくらでもあると思うのですが、そちらの方へはいらっしゃらないのですか」
「取材しているところもありますが、非常に売れているところは(意識的)に外しています。」

この写真も、かなりバシバシと撮っていました。3分以上はかかっていると思います。Cさんへの逆取材から『さすがにプロの目、いいところを突いている。自分の文才も捨てたものではないな』と思いつつも、やはりこのHPはあまりメジャーなページでは無かったようで、少しがっかりしました。もちろんメジャーになる為に、このHPを立ち上げているわけではありません。

<今後の話>

実は取材の最後の方で、
「今後の計画をお聞かせください」
というのがありました。最近の一番困った質問なのです。Cさんに正直に告白すると、
「メーリングリストに入ると、いろいろな情報が入ってきますよ。」
とのアドバイスを逆に頂きました。確かにいろいろな情報が入ってきそうですね。HPの方向付けの岐路に立っています。といいつつ、次の更新ではどんな記事が載ったかをご紹介します。

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