運動能力の回復
10月もあとわずか。思い返せば手術から4ヶ月が経とうとしています。今回は運動能力がどのくらい回復したのかを中心に書いてみたいと思います。
今までのまとめ(術後6週間程度まで)
・術後2日め:歩行開始
・術後12日め:退院
・術後13日め:自家用車運転開始
・術後14日め:自宅付近散歩
・術後27日め:小走り(バスに乗るため)
・術後35日め:犬の散歩(リードを持って)<腹筋(7月31日、術後58日)>
サッカーJリーグが少し落ち目になってきたころからサッカーファンになり、2年前、フランスワールドカップの最終予選に触発され、会社の同僚(いうよりも若い衆)を集めてサッカー同好会のようなことをやっています。年に数回試合をやるだけで、練習はぜんぜんしないといういいかげんな草サッカーチームですが、この草サッカーが運動をするといった面で、自分にとってかなり刺激になっています。
7月31日、さすがにまだプレイをすることができませんでしたが、練習試合(j公式戦などなく、すべて練習試合なのですが)をするというので本当に暑い中、帽子をかぶって見にいきました。その際、「まだ腹筋もできないんだよ」などと話をして皆と別れました。
家に戻り、ためしに、ということで腹筋をしてみると、痛みはあるものの大した痛みではなく、とりあえず腹筋をすることができました。2回ほどでやめました。ああ、これで今までみたいに足で勢いをつけて起き上がったり、手で支えながら起き上がらなくてもいいんだ、と思うとずいぶんと気がやすまり、元気になったなと改めて実感しました。<腹帯をとる(9月1日、術後89日)>
今まで大事をとって腹帯をしていましたが、9月になったので取ることにしました。夏の暑い間もよく我慢していた、とよく言われたものですが、会社は結構快適なオフィスで寒いくらいのこともあり暑さはほとんど気になりませんでした。また、腹帯があると腹に力を入れても傷口が広がる心配がなかったのでこれまで頼ってきましたが、そろそろお別れすべき時期と考えてやめることにしました。
<ジョギング(9月4日、術後92日)>
9月から土日にジョギングを開始するようにしました。もちろんそれ以前から走ることはできそうだったのですが、夏場で暑いこともあり控えていました。
術後3ヶ月と区切りもよく、また草サッカーの次のゲームが9月25日にあることになり、それではそろそろ体力作りを、ということで、休日の少し涼しい時間帯に走ることにしました。時間にして約15分ですが、家の周囲は結構アップダウンが激しく途中で少し歩いたりもしました。
家に帰ると汗がびっしょり。今まで比較的汗をかかない体質だったのですが、手術の影響かそれともほかの影響か原因は定かではありませんが、自然に汗をかけるようになりました。<草サッカー(9月25日、術後113日)>
いよいよサッカーに復帰です。豪快にシュートと言いたいのですが、残念ながらもともとそれほどうまいわけではないく、チョロチョロとボールを蹴るくらいです。
草サッカーなので、20分×3回といった変則的な試合のやり方で、その真ん中の20分に出してもらいました。抜群のプレイもできませんが、ゴール前で果敢なタックル。相手からボールを奪う(自分では十分に)好プレイ。ゲームをやる前からまあ、手術前と同じくらいのプレイはできるだろう、と思っていましたが、無事元通りに近いところまで戻れたように思います。もうあと20分くらいできそうな気もしたのですが、あまり無理をすることはやめ、最後の20分は見るだけ。
終了後シャワーを浴びロッカー室で着替えるわけですが、手術痕はもったいないので、あまり見せませんでした。周囲も気を使っているのか、あまりこちらを見てはいませんでしたが<草サッカー2(10月23日、術後141日)->病欠>
調子に乗ったわけではありませんが、復帰後第1回の草サッカーから4週間で2回目の草サッカー。10月になりだいぶ気候は涼しくなってきました。
涼しくなったのはいいのですが、おかげでサッカーから帰ってくる途中からのどが痛くなり、翌日・日曜日午後、熱を測ると少し高めの体温。大事をとって午後からは寝て安静にすることにしました。おそらく風邪でしょう。
翌朝も37度3分くらいの体温。手術以前であれば少し無理しても会社に行って、その勢いで風邪を直してしまうくらいのことはしていたのですが、今回は1日休むことにしました。
グループのメンバーに簡単に指示を出し、また上司に「今日は体調が悪いので休みます」と伝えました。単なる風邪、しかも土曜日に外で遊んでいたためにひいた風邪なのですが、上司には「体調が悪い」といっただけなので、「すわ再発か」とちょっと心配していたそうです。今まで病気で会社を休むといったことがあまりなかっただけに、こういうことでも気になってしまうようです。(不出来な部下でもうしわけありません、部長。)<その他いろいろ>
手術の痕はまだ若干引っ張られるような感じを受けます。これはもしかすると一生治らないのかもしれません。でもしかたありませんよね。一度切ってしまったのですから。
サッカーのことを結構だらだら書きましたが、元Jリーガのセレッソ大阪のコーチが36歳で亡くなってしまったり、女子プロレスのジャッキー佐藤も亡くなってしまったりしたこの数ヶ月。同じ胃がんで、しかも同年代といっていい二人だけに、自分の場合、本当に早期発見できてよかったと思います。来月はいよいよ病院へいくことになります。また胃カメラを飲むことになるようです。
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