chapter6外来初診

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1999年3月8日(月)

<受け付け>

同センターではすでにホームページを開設していますので、詳しくはそちらを見てください。

私が行った日は月曜日で、もしかするとかなり混んでいるかな、と一般病院を想像して初診受付時刻(8:30)より20分ほど前に着くように病院へ行き、初診用の用紙に必要事項を記入し、受付箱に入れました。O府は非常に財政状況が悪く、そのためか、日常品を流用したような受付箱でした。順番は以外と早く5〜10番以内のようです。また記入した用紙には受診希望の診療科名があり、外科では意味がないので内科に印をつけておきました。

8時半になると初診の呼び出しが始まりました。簡単に来院の理由を聞かれ、事情を説明して、国立大阪大学宛の紹介状を見せました。紹介状に目をやる受け付け事務の女性。紹介状のあて先が外科になっているのを見て、内科でいいのか再度確認されました。受付事務は結局、カルテの準備をしたりする事務的な部門なので、あまり説明する必要がないことは後でわかりました。

この初診受付が終わり、内科の初診受け付け窓口に再度書類を持っていきました。9時ちょうどから診療開始。比較的短い待ち時間で自分の番が回ってきました。

<初診>

担当は内科のM先生。
会社の医務室胃カメラの写真と紹介状を渡す。いくつかの問診。
「こちらでは内視鏡的な手術をしていると本で読んできました。どんなものかと思いまして。」
「(紹介状を)開けてもいいですか」と確認ししばらく内容を読み、胃カメラの写真を見て、「それでは、胃カメラを飲んでもらいましょう」
とのことでした。先生は新しく入ったというシステムに診断内容のようなものを入力。
入力している内容を覗いてみると「早期胃がん」「鉄欠乏性貧血」とこちらの自己申告通りでした。どうもシステムが新しいためか慣れておらず、入力しにくそうでした。

<手はじめの検査>

待合室に戻り、説明担当の看護婦さんから、今から回るルートの説明がありました。
・血液検査に行き検査をしてもらい、検便の容器を受け取り、
・胃カメラの予約をして
・会計を済ませて帰る。
・胃カメラの前の晩は早めに食事をすませ当日朝から絶飲絶食。
説明は少し早くらいでしたが、院内地図のコピーや説明資料を使っての説明だったので、とりあえず迷うことはなくずっとまわることができました。だが少し年配になるとこの説明では難しいかな、と思った。

血液検査のところには、やはり「朝から絶飲・絶食です」と掲示されていたので、念のために食事をしてきている旨伝えました。担当の看護婦さんは指示用紙をちらりと見て、「この検査ならば大丈夫ですよ」とのことで検査は行いました。そう言う検査もあるのでしょう。だが何の検査なのかは判っていません。

<初診の感想>

スムーズでした。とりあえず、いきなり手術ということにはならず、他の方法も考えてもらえるようになりました。ではこれで満足できたかというと、少し反省点もあります。

・大きな病院では医師は決まった曜日に初診外来診療、再診外来診療、手術、検査を行っており、その曜日に行ったほうが、確実に医師にめぐり合うことができる。

今回初診で診てくださったM先生は、本に載っていた先生とは別の先生でした。本に載っていた医師は火曜が初診外来の担当でした。ですから、医師の名前まで判っていて、その医師宛の紹介状を持っていない場合には、担当日を調べて、その日にいくべきです。
(結果的に私は手術になりました。ですから本に載っていた先生である必要はありませんでした。)

(このページここまで)
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