ヤノネシダ(ウラボシ科ヤノネシダ属) 矢の根羊歯
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(特徴) 常緑性。根茎は長く這い、葉はまばらに出る。葉柄は葉身が基部まで流れるため区別がつかないものから長いものまであり、基部に広披針形の褐色〜暗褐色の鱗片がつく。葉はやや2形。胞子嚢群をつけない葉身は三角形、胞子嚢群をつける葉身は披針形、共に単葉で鋭尖頭、光沢のない黄緑色から白緑色の紙質で、基部両側が耳片になることがある。胞子嚢群は円形で裏面の一面につく。山麓の林床、林縁の岩上、樹幹でやや稀に見られる。 (撮影・1994年5月13日、槙尾山) |