ヤマカラクサイヌワラビ(メシダ科メシダ属) 山唐草犬蕨
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(特徴) 夏緑性。ヤマイヌワラビ×カラクサイヌワラビの雑種と推定される。基部鱗片は広披針形〜披針形、黒褐色。外見はヤマイヌワラビに似るが、小羽片の前側の耳片がカラクサイヌワラビと同様に大きく、羽軸と重なる。羽軸背面は無毛だが、カラクサイヌワラビの雑種でもよく見られる羽軸背面の小羽軸との分岐周辺のみ短い毛が生えることがある。胞子嚢群は中肋近くにつき、包膜は長楕円形、馬蹄形、鉤形が混じる。両種が生える山地の林床で稀に見られる。
(撮影・2000年8月4日、赤滝谷) |