ヤマイタチシダ(オシダ科オシダ属) 山鼬羊歯
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(特徴) 常緑性。根茎は短く斜上。葉柄はわら色、下部で暗褐色、基部に広披針形、淡褐色〜黒色の鱗片がつく。葉身は卵状長楕円形の2回羽状浅裂〜全裂、光沢のない緑色の厚みのあるやわらかい紙質で、先端はしだいに細長くなる。最下羽片の後側第一小羽片は大きく無柄で、小羽片はわずかに裏側に巻き、羽片先端の辺縁は全縁。羽軸裏に鱗片基部が袋状のものがつく。胞子嚢群はやや大型で、小羽片の中肋と辺縁の中間につく。山地や沢沿いの林縁や岩上でやや稀に見られる。 (撮影・2006年11月13日、槙尾山) |