ワラビ(コバノイシカグマ科ワラビ属)  蕨 
        Pteridium aquilinum subsp.japonicu

(特徴) 夏緑性。根茎は長く這う。葉柄はわら色で下部では暗褐色となり、淡褐色の毛が生える。葉身は三角状卵形の2〜3回羽状複葉、光沢のない黄緑色の硬い紙質で、基部1対目の羽片は大きく、2対目以上の部分と同じ大きさのため3叉に分かれたようにも見える。裏面に毛が生え、小羽片の先は尾状になる。胞子嚢群は葉縁に沿ってつく。山菜として人気があり、若い芽は食用にされる。山麓の向陽地で普通に見られる。
(撮影・2003年5月3日、美木多)


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