ウチワゴケ(コケシノブ科アオホラゴケ属) 団扇苔
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(特徴) 常緑性。根茎は細く長く這い、暗褐色の毛がやや密生する。葉柄は葉身と同長かそれよりも短い。葉身はうちわ形の単葉、基部は心形〜広いくさび形、辺縁は不規則に浅裂〜深裂し掌状になり、やや光沢のある黄緑色〜緑色の草質。胞子嚢群は葉縁の脈先につき、包膜はやや長めの鐘形で唇部は反転する。胞子嚢床はこん棒状で包膜と同長か短い。山地や渓谷沿いの樹幹上、岩上、やや稀に見られる。
(撮影・2002年7月5日、別所谷) |