トウゴクシダ(オシダ科オシダ属) 東谷羊歯
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(特徴) 常緑性。根茎は斜上し塊状。葉柄はわら色、基部に線状披針形、黒褐色、全縁の鱗片がつく。葉身は広卵形の2回羽状複葉、光沢のない(まれに光沢のある)緑色、紙質で、先端は急に狭まり短い尾状になることが多い。最下羽片の後側第1羽片は後側第2羽片より短いかやや長く無柄で中裂〜深裂、羽軸裏に基部が袋状の鱗片が密つく。羽片は中軸に対し直交近い角度でつく。胞子嚢群は小羽片の中肋と辺縁の中間につき、包膜は紅紫色を帯びない。愛知県の東谷山で見つかったことが名の由来。山麓から山地まで広い範囲で普通に見られる。 (撮影・2010年8月18日、中津原) |