ヒロハノトウゲシバ(ヒカゲノカズラ科コスギラン属)
 広葉の峠芝  Huperzia serrata var.intermedia

(特徴) 常緑性。茎は斜上して又状に分岐して直立し、上部でも分岐する。葉はやや光沢のある黄緑色〜深緑色の厚い紙質、倒披針形で辺縁は不規則な鋸歯縁、柄ははっきりせず輪生状につく。茎上部の葉の基部に黄白色の二枚貝形の胞子嚢がつく。また無性芽(ムカゴ)ができ、落ちて繁殖する。山麓や山地のやや乾燥した林縁で普通に見られる。
(撮影・1998年5月2日、堺別所)


(この画像から入られた時は下のボタンをご利用ください)

シダ図鑑表紙へ<        >HOMEへ