スギナ(トクサ科トクサ属)  杉菜
     Equisetum arvense L.

(特徴) 夏緑性。根茎は長く這い、地上茎は2形で直立する。栄養茎は緑色、葉鞘(はかま部分)下から枝を多数輪生する。胞子茎は淡紅色、先端に胞子嚢穂をつけ、ツクシ(土筆)と呼ばれて親しまれて食用にされるが、4月頃に熟した後は枯れる。向陽の田畑の土手、路傍、山麓で普通に見られる。
栄養葉と胞子葉が合体したものにミモチスギナ((二段目の右端の画像)の名がついている。
(撮影・2019年4月19日、蕎原)


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