シロヤマシダ(メシダ科ノコギリシダ属) 城山羊歯
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(特徴) 常緑性だが大阪では冬に枯れる。根茎は太く這う。葉柄はわら色〜緑色で根元では黒褐色、基部鱗片は披針形、黒褐色で全縁。葉身は広三角状卵形の2回羽状深裂、光沢のある濃緑色でやや厚みのある紙質。小羽片は幅が広く羽状に浅裂、基部は切形で柄があり、先端は鈍頭。側脈は単条、まれに2叉に分岐する。胞子嚢群は線形で中肋と辺縁の中間につき、包膜は全縁〜鋸歯縁。これまでタンゴワラビと言われてきたものは、シロヤマシダの形態変異の極端型であることが判明した。山地の林床、沢沿いでやや稀に見られる。 (撮影・2016年6月8日、平石持尾) |