セイタカシケシダ(メシダ科シケシダ属) 背高湿気羊歯
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(特徴) 夏緑性。根茎は長く這う。葉柄はわら色、基部鱗片は卵状披針形〜披針形、淡褐色。葉身は卵状広披針形の単羽状複葉、光沢のない白緑色の厚みのある草質で大型。羽片先端は鋭頭、裏表とも毛が多い。葉はやや二形で、胞子嚢群をつける葉の葉柄は長くなる。胞子嚢群は狭長楕円形で中肋と辺縁のやや中肋寄りにつく。包膜は胞子嚢群を包み込み、毛が生える。シケシダと比べて葉幅があり、葉表の色が白緑色、包膜に毛が生える点で見分けられる。山地の林床でやや稀に見られる。 (撮影・1997年7月5日、下小深) |