セイタカナチシケシダ(メシダ科シケシダ属)背高那智湿気羊歯
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(特徴) 夏緑性。セイタカシケシダ×ナチシケシダの雑種と推定される。根茎は長く這う。葉柄はわら色、基部鱗片は披針形、淡褐色。葉身は三角状広披針形の単羽状複葉、光沢のない鮮緑色の厚みのある柔らかい草質で中型。羽片先端は鋭頭、裏表とも毛が多い。葉は二形で、胞子嚢群をつける葉の葉柄は長くなる。胞子嚢群は狭長楕円形で中肋と辺縁の中間につく。包膜は胞子嚢群を包み込まず扁平、辺縁は細裂し、有毛。山地の湿気た林床で稀に見られる。 (撮影・2011年8月11日、側川渓) |