サトメシダ(メシダ科メシダ属)  里雌羊歯
       Athyrium deltoidofrons Makino

(特徴)夏緑性。根茎は斜上。葉柄は緑色〜わら色、基部鱗片は卵状披針形〜披針形、淡褐色〜茶褐色。葉身は卵状三角形の3回羽状深裂、淡緑色の薄い草質。羽片は無柄か短い柄がつき、小羽片は鋭頭で前側の耳垂は発達せず、羽軸背面に毛は生えない。胞子嚢群は中肋寄りにつき、包膜は長楕円形、鉤形、馬蹄形が混ざり、辺縁は細裂する。山麓から山地の向陽の湿地で稀に見られる。
(撮影・2006年9月25日、畦の谷)


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