ルリデライヌワラビ(メシダ科メシダ属)
            Athyrium wardii f.inadae

(特徴) 夏緑性。ヒロハイヌワラビの一型。葉身はヒロハイヌワラビよりも厚みのある草質で、先は急に狭まり、頂羽片状に見える。羽片には長い柄がつき、小羽片は無柄で羽軸に流れ、重なり合うほど混み合ってつく。基部前側の耳片は発達せず、羽軸背面に細毛が密生する。胞子嚢群は中肋に接してつき、包膜は長楕円形。山地のヒロハイヌワラビが生える同じような所でやや稀に見られる。
(撮影・2005年9月6日、伏谷)


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