ノキシノブ(ウラボシ科ノキシノブ属)  軒忍
       Lepisorus thunbergianus (Kault.) Ching

(特徴) 常緑性。根茎は短く這い、葉は混み合って出る。葉柄はわら色〜茶褐色で短いか殆ど分からず、基部に線形の汚褐色の鱗片がつく。葉身は線形の単葉で鋭尖頭、光沢のある黄緑色〜緑色の革質。胞子嚢群はやや大きな円形で、葉の上部の中肋と辺縁の中間に並んでつく。民家の軒などに生えることが名の由来。平地から山地の広範囲で溝、岩上、樹幹で普通に見られる。
(撮影・2012年2月26日、城山台)


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