ナガバノイタチシダ(オシダ科オシダ属) 長葉の鼬羊歯
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(特徴) 常緑性。根茎は短く斜上。葉柄は褐色、下部で暗褐色、基部に広披針形、淡褐色の鱗片がつく。葉身は卵状長楕円形の2回羽状複葉〜3回羽状深裂、光沢のない黄緑色の紙質、葉身の先端はやや急に狭くなる。胞子嚢群をつける葉身の羽片は間隔をあけてつく。最下羽片の後側第一小羽片は幅広くて大きく長い柄がつき、小羽片の先端の辺縁に鋸歯があり、羽軸裏に鱗片はつかないが細毛が生える。胞子嚢群は小羽片の中肋近くにつく。低山から山地の林縁や沢沿いでやや稀に見られる。 (撮影・2000年7月1日、貝塚大サコ谷) |