ハクモウイノデ(メシダ科シケシダ属) 白毛猪の手
         Deparia pycnosora var. albosquamata

(特徴)夏緑性。根茎は斜上。葉柄はわら色から赤紫色で半透明の鱗片と毛を密につけ、基部鱗片は披針形〜卵状披針形、褐色〜暗褐色。葉身は倒披針形の2回羽状深裂、光沢のない淡緑色の柔らかく薄い草質。羽片の先端は急に狭まり鋭尖頭、下部ではしだいに狭まって極端に短くなる。葉はやや2形で、胞子嚢群をつける葉は直立し、長くなる。胞子嚢群は長楕円形でやや中肋寄りにつき、包膜は全縁。山地や沢沿いのやや湿った林床でやや稀に見られる。
(撮影・2019年8月26日、五条林道)


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