ミツデウラボシ(ウラボシ科ミツデウラボシ属) 三つ手裏星
        Crypsinus hastatus (Thunb.) Copel

(特徴) 常緑性。根茎は這い、葉はまばらに出る。葉柄はわら色〜淡緑色で長く、下部で暗褐色、基部に披針形の淡褐色の鱗片がつく。葉身は披針形〜三角状卵形の単葉〜単葉3裂葉、光沢のない黄緑色〜緑色の紙質で、葉裏は白っぽく、主側脈が目立つ。胞子嚢群は円形で、中肋と辺縁の中間に並んでつく。低山の路傍、林縁の岩上など乾燥した所で普通に見られる。
葉先が不規則に切れ込んだ「獅子葉」のものが稀に見られる(二段目右端の画像)。
(撮影・2020年10月12日、島の谷)


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