マツバラン(マツバラン科マツバラン属)  松葉蘭
        Psilotum nudum (L.) Beuv.

(特徴) 常緑性。葉も根もなく、根茎と地上茎からなる。根茎は叉状分岐する。地上茎は緑色で直立し、2叉分岐する。枝には稜がある。胞子嚢群は側枝先につき、熟すると黄色になる。国内のものは危急種に数えられ、大阪のものは栽培種が逸出したもの。昔から多くの品種が栽培されてきた。常緑で葉の全体の様子を見立てたのが名の由来。自生地では岩上、樹幹に着生するが、大阪では溝で見られる。
(撮影・2021年10月9日、泉北城山台)


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