マンネンスギ(ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属) 万年杉
Lycopodium obscurum
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(特徴) 常緑性。地中を長く這って根を出し、まばらに分岐する匍匐茎(主軸)と、地上に伸び、上部で分岐して小枝をつけて樹木状となり、葉を密生させる直立茎(側枝)とからなる。葉は緑色の線形で、直立茎で開出し、若杉の株の様な形状となる。円柱状の胞子嚢穂は直立茎の先に数個、小枝に1個頂生し、晩夏に熟す。常緑で杉に見立てたのが名の由来。山地の林床で稀に群生する。
(撮影、1999年9月26日、大和葛城山) |
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