コウヤワラビ(コウヤワラビ科コウヤワラビ属) 高野蕨
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(特徴)夏緑性。根茎は長く這う。葉柄はわら色、基部鱗片は卵形、淡褐色で、若芽時につき、早落する。葉は2形。栄養葉の葉身は三角状楕円形の単羽状複葉、光沢のない淡緑色の草質。下部の羽片はくさび形で有柄、上部の羽片は中軸に流れて翼をつくる。胞子葉は栄養葉と同じ長さで、葉身は2回羽状複葉で、胞子嚢群は球状の小羽片に包み込まれ、胞子は秋に熟す。日当りのよい山麓の池の土手など湿気た所で稀に見られる。 (撮影・2005年5月9日、豊田) |