コウヤコケシノブ(コケシノブ科コケシノブ属) 高野苔忍
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(特徴) 常緑性。根茎は細く針金状で長く這い、淡褐色の毛が生える。葉柄は葉身の半分以下と短い。葉身は長楕円形、2〜3回羽状に分岐し、裂片の辺縁は不規則な鋸歯でやや波打ち、やや光沢のある暗緑色の薄い草質。羽軸、小羽軸の翼は幅広く、中軸裏面に褐色の毛がつく。胞子嚢群は裂片先につき、包膜は鋸歯縁の二弁状で基部まで裂ける広楕円形(チューリップ形)、胞子嚢床はこん棒状で包膜より短い。山麓から山地までの樹幹上、岩上、稀に地上にやや稀に見られる。 (撮影・2004年7月14日、大谷) |