コンテリクラマゴケ(イワヒバ科イワヒバ属) 
 紺照鞍馬苔         Selaginella uncinata

(特徴) 常緑性、紺色の草本。日本のものは栽培種が逸出したもの。主茎は地上を長く這い、まばらに側枝と担根体を出す。側枝は1〜3回分岐して斜上する。腹葉は長楕円形〜卵形の鋭頭、全縁で白膜があり、開出して密につく。背葉は狭卵形の鋭尖頭、全縁で白膜があり、交互に密つく。胞子嚢穂は四角柱状で小枝に頂生する。人家近くから低山の林縁でやや稀に見られ、青紫の怪しげな光を放つ。
(撮影・2011年10月9日、ゼンマイ谷)


(この画像から入られた時は下のボタンをご利用ください)

シダ図鑑表紙へ<        >HOMEへ