コヒロハハナヤスリ(ハナヤスリ科ハナヤスリ属)
  小広葉花鑢 Ophioglossum petiolatum Hook.

(特徴)夏緑性。根茎は短い円柱状で直立。共通柄(担葉体)は栄養葉と同長かそれよりも長い。栄養葉の基部で胞子葉を分岐する。栄養葉は長楕円形〜広卵形の単葉、薄緑色の草質、基部はくさび形で短い柄がつき、鈍頭。胞子葉は栄養葉より長く、上部の軸両側にヤスリ状の細長い胞子嚢穂をつけ、6月頃に熟す。別名:フジハナヤスリ。平地から山野の公園、路傍、林床で稀に見られる。
(撮影・2017年11月1日、鉢が峯寺)


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