カニクサ(カニクサ科カニクサ属) 蟹草
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(特徴) 夏緑性。シダの中では珍しいつる性。根茎這う。葉柄はワラ色〜褐色、基部に黒褐色の毛が生える。中軸から分岐した多数の羽軸(枝)に羽片をつける。羽片は黄緑色〜緑色の紙質、三角形の2回羽状に分岐し、下部羽片の小羽片は掌状裂片となり、上部での小羽片は3出状裂片となる。胞子嚢群のつく羽片とつかない羽片に分かれる。胞子嚢は裂片先につく。蟹釣りにつるを利用したことが名の由来。別名:ツルシノブ。人家近くから山麓で普通に見られる。 (撮影・2009年10月18日、城山台) |