イワヤシダ(イワヤシダ科イワヤシダ属) 岩屋羊歯
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(特徴) 夏緑性。根茎は直立〜斜上する。葉柄はわら色、基部鱗片は披針形、黒褐色。葉身は披針形〜広披針形の単羽状複葉、光沢のない緑色の草質で側羽片と同じ大きさの頂羽片がある。側羽片は狭楕円形、辺縁は小さい波状で側脈は網状となる。基部は広いクサビ形〜切形、前(上)側で耳状となることもあり、無柄。胞子嚢群は盛上った楕円形(ソーセージ形)で中肋近く斜めにつく。愛媛県美川村の岩屋寺で発見されたことが名の由来。山地の渓谷沿いの陰湿な林床で極稀に見られる。 (撮影・2015年7月2日、小深) |