フジシダ(コバノイシカグマ科オオフジシダ属) 富士羊歯
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(特徴) 常緑性。根茎は短く斜上。葉柄は光沢のある褐色で、下部で褐色の毛をつける。葉身は線状披針形の単羽状複葉、光沢のある鮮緑色〜緑色の薄い草質で、先端に向けてしだいに細くなり、長く伸びて無性芽をつける。羽片の表面は無毛、基部の前側(上側)は切形で耳片があり、後側(下側)はクサビ形となり、無柄で辺縁に鈍鋸歯が並ぶ。側脈は単条で平行に並び、その先に小さい円形の胞子嚢群を辺縁近くにつける。山地の林床で稀に見られる。 (撮影・2018年9月3日、青崩北尾根) |