フユノハナワラビ（ハナヤスリ科ハナワラビ属) 冬の花蕨
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| (特徴） 冬緑性。根茎は短く直立し、共通柄（担葉体）は短い。栄養葉の柄は長く、基部近くで胞子葉を分岐する。栄養葉は五角形の３回〜４回羽状複葉、緑色の厚い草質で、最下羽片１対目が大きいため三叉に分かれたような３出葉状に見える。小羽片は重なり合い、広卵形で鈍頭、辺縁は鈍鋸歯縁。葉柄や羽軸は無毛。胞子葉は栄養葉より長く、上部につく胞子嚢穂は２回〜３回羽状に分岐し、円錐状に丸い胞子嚢をつけ、秋に熟した後に枯れる。平地から山地の向陽の路傍、林縁でやや稀に見られる。 （撮影・２０１８年１０月３日、岩湧山） |
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