ホソバノコギリシダ(メシダ科ノコギリシダ属) 細葉鋸羊歯
         Diplazium fauriei

(特徴) 常緑性。根茎は長く這う。葉柄は緑色〜ワラ色、基部鱗片は線状披針形、暗褐色〜黒褐色。葉身は披針形の単羽状複葉、光沢のある濃緑色で硬い紙質。側羽片は8対前後、下部では有柄で上部に向けてしだいに小さくなり、頂羽片はない。側有縁基部は広いくさび形で、耳片はつかない。胞子嚢群は線形で小脈の前側に傾いてつく。山麓の沢沿いの林縁で稀に見られる。
(撮影、2007年6月23日、裏芝池)


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