ヒロハミヤマノコギリシダ（メシダ科ノコギリシダ属）
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| (特徴） 常緑性。根茎は短く這い葉柄は斜上する。葉柄〜中軸はわら色〜緑色、基部鱗片は披針形、黒褐色。葉身は卵状三角形の２回羽状複葉、やや光沢のある緑色で柔らかい革質。羽片は20対前後、下部では長い柄がつき、上部に向けてしだいに小さくなる。小羽片は無柄で、羽軸に沿着する。胞子嚢群は線形で中肋寄りに傾いてつく。ウスバミヤマノコギリシダに似るが、それより大型で全長２ｍ近くまでなり、葉柄は立ち上がる。中軸裏面は濃紫色、表面は緑色となる。山地の林床で極稀に見られる。 （撮影・２０１５年１２月５日、太子畑） | |