ヒメイタチシダ(オシダ科オシダ属)  姫鼬羊歯
          Dryopteris sacrosancta Koidz.

((特徴) 常緑性。根茎は短く斜上。葉柄は褐色、下部で褐色、基部に線状披針形、黒褐色〜辺縁が淡褐色で中心部が黒色の光沢のある鱗片がつく。葉身は五角状広卵形の3回羽状複葉、光沢がない黄緑色、紙質で、先端はしだいに細くなる。最下羽片の後側第一小羽片は大きく有柄で、小羽片先端の辺縁に鋸歯があり、羽軸裏に鱗片基部が扁平のものが多い。胞子嚢群は小型で小羽片の中肋と辺縁の中間につく。低山から山地のやや乾いた林縁でやや稀に見られる。
(撮影・2006年4月9日、新檜尾公園)


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