ヒカゲワラビ(メシダ科ノコギリシダ属)  日陰蕨
         Diplazium chinense

(特徴)夏緑性。根茎は短く這う。葉柄は緑色、下部で黒褐色、基部鱗片は狭披針形、黒褐色。葉身は三角形の3回羽状複葉、光沢のない鮮緑色で薄い草質。小羽片の基部は切形で柄があり、先端は鋭尖頭。胞子嚢群は線形で中肋の両側につき、包膜は全縁。山地のやや陰湿な林床で稀に見られる。
(撮影・2006年7月9日、城山台)


(この画像から入られた時は下のボタンをご利用ください)

シダ図鑑表紙へ<        >HOMEへ