ハリガネワラビ(ヒメシダ科ヒメシダ属) 針金蕨
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(特徴) 夏緑性。根茎は短く這うか斜上。葉柄〜中軸は赤褐色で毛が生え、下部で光沢のある黒褐色。葉柄基部に三角状長楕円形、濃褐色の鱗片がつく。葉身は三角状長楕円形の2回羽状深裂、光沢のない黄緑色〜緑色の草質で、最下羽片は下向きにつき、ハの字形となるが、押葉にすると目立たない。羽片は基部に向けてしだいに狭まって無柄。裂片の側脈は単条で、先端は辺縁に達する。胞子嚢群はやや辺縁寄りにつき、包膜は馬蹄形〜円腎形で有毛。葉柄と葉軸が淡緑色〜わら色のものをアオハリガネワラビと名がついている。低山から山地の林床、林縁でやや稀に見られる。 (撮影・2001年8月9日、岩湧山) |