ギフベニシダ(オシダ科オシダ属) 岐阜紅羊歯
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(特徴) 常緑性。根茎は小さく塊状。葉柄はわら色、基部に線状披針形、暗褐色、基部が歯牙で全縁の鱗片がつく。葉身は長楕円形の2回羽状複葉、やや光沢のある濃緑色の厚みのある紙質で、先端はしだいに狭まる。羽片が中軸に対し60度近くでつき、やや短いため葉身の幅は狭く見える。最下羽片の後側第1羽片は短く有柄で浅裂〜中裂、羽軸裏に基部が扁平状の鱗片が多い。小羽片の基部はやや耳状になる。胞子嚢群は小羽片の中肋寄りから辺縁寄りまで幅がある。里山から低山のやや乾いた林縁でやや稀に見られる。 (撮影・1996年7月16日、意賀美神社) |