ベニシダ(オシダ科オシダ属) 紅羊歯
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(特徴) 常緑性。根茎は斜上し塊状。葉柄はわら色、若い時は紅紫色、基部に線状披針形、褐色〜黒褐色、全縁の鱗片がつく。葉身は長楕円形の2回羽状複葉、やや光沢のある緑色の紙質で、先端はしだいに狭まる。最下羽片の後側第一小羽片は小さく無柄で浅裂、羽軸裏に基部が袋状の鱗片が密につく。最下羽片はやや下向きにつく。胞子嚢群は小羽片の中肋と辺縁の中間かやや中肋寄りにつき、包膜は紅紫色を帯びる。形、大きさに変化が多い。若い葉が紅色を帯びることが名の由来。包膜が紅色にならないものにミドリベニシダの名がついている。平地から山地まで普通に見られる。 (撮影・2004年11月7日、岩湧山) |