アシガラノキシノブ(ウラボシ科ノキシノブ属)足柄軒忍
       Lepisorus onoei×L. thunbergianus

(特徴) 常緑性。ノキシノブ×ヒメノキシノブの雑種と推定される。根茎は短く這い、葉はやや混み合って出る。葉柄は緑色〜茶褐色で短く、基部に披針形の暗褐色の鱗片がつく。葉身は線形の単葉で鈍頭〜鋭頭、光沢のある黄緑色〜緑色の革質。胞子嚢群は小さい円形で、葉の上部の中肋と辺縁の中間に並んでつく。両親種が混生する山地の岩上、樹幹上で極稀に見られる。
(撮影・2006年12月3日、岩湧山)


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