アサマシケシダ(メシダ科シケシダ属)浅間湿気羊歯
                    Deparia magofukui

(特徴と分布 夏緑性。根茎は這う。ナチシケシダの変異形。葉柄はわら色、基部鱗片は披針形、淡褐色。葉身の形、大きさには変異が大きく、三角状披針形〜卵状広披針形の単羽状複葉、緑色の厚みのある柔らかい草質で小〜中型。葉身の先端はしだいに狭くなり鋭尖頭。羽片の先端は鈍頭〜鋭頭。中軸、羽軸、葉脈に長い毛が密生する。葉はやや二形で、胞子嚢群は狭長楕円形で中肋と辺縁の中間〜中肋寄りにつく。包膜は胞子嚢群を包み込まず扁平で辺縁は裂け、有毛。里山の石垣などで見られる。
(撮影・2019年9月23日・岸和田市内畑)


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